日本縦断を夢見た光明電気鉄道跡を巡る |
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2009年 12月 19日
光明電気鉄道は昭和5年から11年までのわずか6年の短命に終わった。磐田市中泉から天竜市二俣を走っていた。計画としては天竜川東岸を通り飯田線に接続連絡し、遠州と信州を結ぶ中部縦断鉄道という遠大な計画だった。廃線からすでに70年も経っているが現在でも路線の一部を天竜浜名湖鉄道が受け継ぎ、一部その名残が、浜松市天竜区二俣町に残っている。小学生の時に光明電鉄を利用していたという、二俣町栄林寺前住職の弟さんに光明電鉄跡を案内していただいた。当時、電車がホームに着く途中で飛び降りていたという、今では考えられないのんびりした電車だったらしい。私が「この電車は佐久間まで行く予定だったんでしょうね。」とあやふやな知識で尋ねると、「とんでもない。長野県を経て日本縦断の大鉄道の予定だったんだ。」と当時子供心にも郷土の誇りとしての鉄道という意識がはっきりと伝わった。「今の天浜線よりも赤字だったんだから廃線もしかたがない。」と話していた。
by domonjin
| 2009-12-19 17:53
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